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国立科学博物館の日本館には何がある?見どころ・展示物を子連れ目線で紹介

科学技術

上野にある国立科学博物館 の日本館は、恐竜や動物展示だけでなく、日本列島の自然や歴史、科学技術まで幅広く学べる人気エリアです。

ただ、館内は広いため「日本館には何があるの?」「どこを見ればいい?」と気になる人も多いと思います。

この記事では、国立科学博物館の日本館にある展示内容や見どころを、子連れ目線で分かりやすく紹介します。

国立科学博物館の日本館とは?

東京・上野にある国立科学博物館は日本最大級の科学博物館で、恐竜の化石や動物標本、日本の自然や歴史、最先端の科学技術まで幅広く学べるのが特徴です。

国立科学博物館には日本館と地球館がありますが、ここでは日本館についてご紹介します。

日本館は「日本列島の自然と人」がテーマ

国立科学博物館 の日本館は、「日本列島の自然と人」をテーマにした展示エリアです。

館内では、日本列島がどのように誕生したのかをはじめ、火山や地震など日本特有の自然環境について学べます。

また、日本に生息する動植物の標本や剥製、恐竜化石、人類の進化に関する展示も充実しており、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。

アンモナイトの化石

特に小学生にとっては、理科や社会科で学ぶ内容とつながる展示物が多いのが魅力です。

教科書だけではイメージしにくい日本列島の成り立ちや昔の生き物、人々の暮らしを、実物展示を通して体感できます。

自由研究のテーマ探しにもぴったりで、「学びながら楽しめる博物館」として人気があります。

日本館は歴史ある建物も見どころ

日本館は展示内容だけでなく、建物そのものも大きな見どころです。

1931年(昭和6年)に建てられた歴史ある建築で、重厚感のある外観が特徴。

日本館の外観

現在は国の重要文化財にも指定されており、博物館建築として高い価値を持っています。

館内で特に人気なのが、中央にあるドーム型のホールです。

美しいドームを下から見た様子

大きな吹き抜け空間が広がり、クラシカルで落ち着いた雰囲気を楽しめます。

展示を見るだけでなく、昭和初期の美しい建築を体感できるのも、日本館ならではの魅力です。

国立科学博物館の日本館には何がある?展示物を紹介

国立科学博物館の日本館の展示エリアは大きくわけて5つあります。

ここではエリア別に概要をご紹介します。

日本列島の自然と生き物展示

国立科学博物館 の日本館では、日本列島ならではの自然環境や生き物について学べる展示が充実しています。

北海道から沖縄まで、日本各地に生息する動植物の標本や剥製が数多く展示されており、「日本にはこんな生き物がいるんだ!」と子どもが驚く場面もたくさんあります。

日本に生息する鳥たち
日本近海に生息する魚類
魚の歯を触る事ができる

実物大に近い展示物も多く、図鑑だけでは分からない迫力を感じられるのが魅力です。

また、日本の四季や気候によって自然環境がどのように変化するのかも分かりやすく紹介されています。

稲作の技術を紹介

山・海・森林など地域ごとの特徴を比較しながら見学できるため、小学校の理科や社会科の学習にもつながります。

展示を通して、日本列島の豊かな自然や生態系について楽しく学べる、家族連れに人気のエリアです。

フタバスズキリュウなど恐竜・化石展示

日本館の中でも特に人気なのが、フタバスズキリュウをはじめとした恐竜・化石展示です。

フタバスズキリュウは福島県で発見された日本を代表する大型爬虫類で、迫力ある全身骨格展示は多くの来館者の目を引きます。

フタバスズキリュウの骨格展示

巨大な化石を間近で見られるため、恐竜好きの子どもはもちろん、大人でも思わず見入ってしまうエリアです。

館内にはそのほかにも、古代の生き物の化石や地層に関する展示物があり、「昔の日本にはどんな生き物がいたのか」を楽しく学べます。

ナウマンゾウの化石もある

化石発掘や恐竜に興味を持ち始めた小学生にもぴったりで、自由研究のヒント探しにもおすすめです。

鉱物コレクション
日本に落ちた隕石のコレクションもある

人類の進化と日本人の歴史展示

人類の進化や日本人の歴史について学べる展示物も人気です。

旧石器時代から現代に至るまで、人々の暮らしがどのように変化してきたのかを、骨格模型や生活道具の展示を通して分かりやすく紹介しています。

縄文土器

教科書で見たことのある縄文時代や弥生時代の内容を、実物に近い展示で体感できるのが魅力です。

特に子どもに人気なのが、人骨模型や昔の住居を再現した展示です。

縄文時代の住居
弥生時代の住居

「昔の人はどんな生活をしていたのだろう?」と想像しながら見学できるため、小学生でも興味を持ちやすい内容になっています。

以下の写真は縄文人の様子を表した展示ですが、他にも旧石器、弥生、中世、近世とそれぞれの時代の展示がありました。

縄文人たちの様子を再現

歴史が苦手な子でも、実際の展示を見ることでイメージしやすく、社会科の学習にも役立つエリアです。

科学技術の発展が分かる展示

日本館には日本の科学技術の発展を紹介する展示エリアもあります。

昔の時計や顕微鏡、医療機器、機械類などが並び、日本でどのように科学技術が進歩してきたのかを知ることができます。

尺時計

現代では当たり前に使われている技術も、「昔はこんな形だったんだ」と比較しながら見られるため、とても勉強になります。

携帯用日時計はとても小さくて便利
1合や1升を測る枡もぜひ見ておきたい

理科やものづくりに興味がある小学生には特におすすめで、「どうして動くの?」「昔の人はどうやって作ったの?」と自然に学びにつながります。

江戸期の最高傑作と言われる万年時計

低学年のお子さんには少し難しい内容かもしれませんが、分かりやすく説明をしてあげると、楽しく見学ができると思います。

シアター36〇で映像体験もできる

日本館では、迫力ある映像を楽しめる「シアター36〇」も人気の施設です。

直径12.8メートルの巨大な球体スクリーンに映像が映し出される全球型シアターで、まるで宇宙や自然の中に入り込んだような没入感を味わえます。

普通の映画館とは違う不思議な浮遊感があり、子どもだけでなく大人からも高い人気があります。

「シアター36〇」については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

国立科学博物館の日本館の見どころ5選

国立科学博物館の日本館の展示物はたくさんありますが、まずは押さえておきたい見どころを5つに絞ってご紹介します。

フタバスズキリュウの大迫力展示

国立科学博物館の日本館で特に人気を集めているのが、3階にあるフタバスズキリュウの展示です。

頭上に広がる迫力ある展示

巨大な全身骨格が目の前に現れる光景は迫力満点で、子どもから大人まで思わず足を止めて見入ってしまいます。

長い首や大きなヒレなど、海に暮らしていた古代生物ならではの特徴も分かりやすく説明されていて、恐竜好きの小学生にも人気のスポットです。

発掘の現場がビデオ上映されているため、当時の様子がよくわかります。

日本館を訪れたら、ぜひじっくり見学したい見どころのひとつです。

日本館中央ホールの美しい空間

日本館中央ホールは、博物館の展示だけでなく建築そのものの美しさも楽しめる人気エリアです。

高い位置に広がるドーム天井は開放感があり、館内に入った瞬間にレトロで重厚な雰囲気を感じられます。

歴史ある建物ならではの装飾や階段のデザインも見応えがあり、「まるで昔の洋館のよう」と感じる人も多いスポットです。

美しいデザイン
上から覗いた様子

やわらかな照明とクラシカルな空間が調和していて、写真映えする場所としても人気があります。

ステンドグラスやランプも美しい

展示を見る合間に、ぜひ建築美にも注目してみてください。

日本列島の大型模型

国立科学博物館の日本館3階には、日本列島を立体的に表現した大型模型が展示されており、地形や自然の特徴を分かりやすく学べます。

日本列島の地形がイメージしやすい

山脈や平野、火山帯などが細かく再現されていて、「日本は山が多い」「海に囲まれている」といった地理の特徴を視覚的に理解できるのが魅力です。

火山と温泉地を表した地図

日本列島を囲むプレートの模型が立地的に作られておりおり、どのようにして地震が起きるか分かりやすく学べました。

立体的なプレート図

教科書だけではイメージしづらい内容でも、立体模型を見ることで小学生でも理解しやすく、「ここ行ったことある!」と親子で会話が盛り上がることもあります。

楽しみながら学べる、日本館ならではの人気に展示物です。

忠犬ハチ公と南極観測犬ジロの剥製

日本館2階にある忠犬ハチ公と南極観測犬ジロの剥製展示も大きな見どころです。

教科書やテレビで名前を知っている子どもも多く、実物展示を目の前にすると「本当にいた犬なんだ」と驚く子も少なくありません。

ハチ公は思っていたより大きい

ハチ公は飼い主を待ち続けた犬として有名で、ジロは厳しい南極観測で生き抜いた犬として知られています。

南極観測犬のジロ

どちらも日本の歴史や科学観測に関わる存在であり、展示を見ることで自然と興味を持ちやすいのが特徴です。

ちなみにジロと一緒に生き残ったタロの剥製は、北海道大学植物園の博物館にあります。

実際の剥製を見ると、秋田犬のハチ公もカラフト犬のジロも大きな体格の犬である事が分かります。

ぜひ、親子で会話をしながら見学してみてください。

日本の昆虫・動物標本コレクション

国立科学博物館の日本館2階、3階では、日本の自然や生き物に関する貴重な標本コレクションを見ることができます。

昆虫や鳥類、哺乳類、魚類など幅広い分野の標本が収蔵されており、その数は国内有数です。

社会科でも学習するイリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ、アマミノクロウサギなども剥製も見る事ができます。

イリオモテヤマネコ
ヤンバルクイナ
アマミノクロウサギ

特に昆虫標本は非常に充実していて、チョウやトンボ、甲虫類など膨大なコレクションが保管されています。

地域によってクワガタの種類も違う

中には新種の発見や分類研究に使われた貴重な標本も含まれています。

小学校で習う生物の展示もあり、展示を見ながら生き物の特徴や進化の過程を学べるため、理科や生物が好きな子どもにおすすめです。

子連れで日本館を回る時のポイント

子供連れで日本館を回る時はまずどこに移行か迷ってしまいますが、おすすめのルートをご紹介します。

小学生ならまず恐竜展示へ

国立科学博物館の日本館を子連れで回るなら、最初に3階まで上って、恐竜や古代生物の展示エリアへ向かうのがおすすめです。

特にフタバスズキリュウの大型骨格展示はインパクトが大きく、小学生でも一気にテンションが上がると思います。

最初に子どもの興味を引きつけておくと、その後の地形模型や標本展示にも自然と集中しやすくなります。

3階を見たら、2階にあるハチ公、南極観測犬ジロの剥製や昔の日本人の暮らしなどの展示を見て、1階に下がるのがおすすめです。

時間があれば、地下1階の360度シアターも見てみてください。

疲れたら中央ホール周辺で休憩

館内を歩き回って疲れてきたら、日本館中央ホール周辺でひと休みするのがおすすめです。

中央ホール付近にはベンチが設置されている場所もあり、子どもが少し休憩したい時にも便利です。

中央ホールのベンチ

ドーム天井が広がる開放的な空間なので、座っているだけでもレトロ建築の美しさを楽しめます

日本館だけなら所要時間は1〜2時間程度

日本館だけを見学する場合、所要時間の目安はおよそ1〜2時間程度です。

恐竜展示や有名な標本を中心にサクッと回るなら、1時間ほどでも主要な見どころを楽しめます。

一方で、昆虫標本や地形模型、動物展示などをじっくり見たり、解説パネルを読みながら回ったりすると、2時間近くかかることもあります。

小学生連れの場合は、途中で写真を撮ったり休憩したりする時間も考えておくと安心です。

また、日本館だけでなく地球館も一緒に回る場合は、さらに時間に余裕を持つ事をおすすめします。

地球館は展示エリアが日本館の2倍くらいあまります。

日本館と地球館の違いは?

日本館は「日本」がテーマ

国立科学博物館の日本館は、「日本列島とそこに暮らす人々の歴史」がテーマになっているエリアです。

日本の自然や生き物、地形、火山、地震などを学べる展示が多く、日本列島の成り立ちを分かりやすく知ることができます。

また、人類の歴史や昔の暮らしに関する展示物もあり、旧石器時代から現代までの流れを学べるのも特徴です。

小学校5、6年生だとちょうど学校の社会科や理科の授業で習う内容もあるので、授業の後に行くとより一層楽しめると思います。

地球館は恐竜・宇宙・科学体験が充実

一方の地球館は、恐竜や宇宙、科学技術など「地球と科学」がテーマの展示が充実しています。

巨大な恐竜骨格や動物展示など、大迫力の大型展示が多く、入った瞬間からワクワク感を味わえるのが魅力です。

日本館にも恐竜展示はありますが、フタバスズキリュウがメインなので、地球館の方が種類も展示数も多いです。

さらに、科学の仕組みを体験しながら学べるコーナーも人気で、子どもが実際に動かしたり触れたりしながら楽しめる展示もあります。

宇宙や深海、生物進化など幅広いテーマを扱っているため、「理科が好き」「恐竜が好き」という小学生には特におすすめ。

展示数も非常に多く、館内を歩くだけでも冒険気分を味わえる、国立科学博物館の人気エリアです。

初めてなら両方見るのがおすすめ

初めて国立科学博物館を訪れるなら、日本館と地球館の両方を見学するのがおすすめです。

日本館では日本の自然や歴史を学び、地球館では恐竜や宇宙、科学体験を楽しめるため、それぞれ違った魅力があります。

両方合わせると展示数が多いため、午前と午後に分けて、1日プランにしておくといいと思います。

恐竜好きの子なら地球館を長めに、歴史や生き物に興味がある子なら日本館をじっくり見るなど、子どもの興味に合わせて回る順番を決めておくのもポイントです。

親子で相談しながら回ると、より楽しい博物館見学になります。

国立科学博物館(常設展)のチケット購入方法

国立博物館(常設展)チケット料金は以下の通りです。

・一般・大学生 630円

・小・中・高校生 無料

以下の方は入館料が無料になります。

・65歳以上の方および18歳未満の方
・障害者の方
・その他、各種会員の方

※入館料無料の場合は、各種証明書提示が必要となりますので、公式サイトをご確認ください。

国立科学博物館で開催されている特別展のチケットをお持ちの方は特別展のチケットで常設展を無料で観覧する事ができます。

事前に電子チケットを購入すると、当日チケットを忘れたり、窓口に並ぶ必要もなく、とても便利です。

電子チケットは「アソビュ―」というチケットサイトのみで販売しています。

いろいろな遊びスポットのチケットを取り扱っており、購入するとポイントが溜まるため、おすすめです。

国立科学博物館の基本情報

住所〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
電話番号ハローダイヤル:050-5541-8600
営業時間9:00 ~17:00
休業日毎週月曜日(日・月曜日が祝日・休日の場合は火曜日)
年末年始 (12月28日~1月1日)
アクセスJR 上野駅(公園口)から徒歩5分

旅育スポット探しのおすすめ本

子供の興味に合う旅育スポットを探すのは意外と大変で、施設のホームページを見たり、訪問ルートを調べたりと手間がかかりますよね。

わが家では旅育のスポットが紹介されている本を参考にしていますので、ご紹介します。

自分の家の近くにある旅育スポットを発見できたりするので、面白いです。

なぜ?考える力がつく東京科学館めぐり

東京にある科学館について、展示の見どころ紹介に加え、観察のポイントや考えるための問い、簡単な実験、親子での対話例を掲載しています。

年齢別の楽しみ方やモデルコースもありますので、初めて行く時は事前に読んでから行くと、回るポイントを押えやすいです。

本のタイトルは科学館めぐりなのですが、広い意味での「科学」を扱っているため、宇宙や科学技術のテーマも網羅しており、食品工場なども紹介されています。

こどもの知的好奇心がすくすく育つ学びスポット(東京周辺版)

脳医学者・瀧靖之先生監修のもと、子供の知的好奇心を刺激する89の博物館・動物園・科学館などの学びスポットをジャンル別に厳選して紹介するガイドブック。

施設ごとに、知的好奇心から育つ力(思考力・洞察力など)をアイコンで示し、親子で訪れた際の問いかけポイントや施設データ(授乳室・ベビーカー情報など)も充実しています。

子供が興味を持つテーマ「動物」、「昆虫」、「宇宙」、「乗り物」などに分けて施設が紹介されているところが面白く、子供にぴったりの施設を選ぶのに便利です。

関西版もあります。

まとめ

国立科学博物館の日本館には、日本列島の自然や生き物、恐竜化石、人類の歴史など、子どもが夢中になれる展示がたくさんあります。

建物そのものも美しく、展示を見るだけでなく「空間を楽しむ」のも魅力です。

小学生の学びや自由研究にもぴったりなので、ぜひ地球館と合わせてじっくり楽しんでみてください。

こちらの記事では、国立科学博物館のランチ場所やお土産ショップについてご紹介していますので、合わせてご参照ください。

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