東京日本橋にある貨幣博物館は、日本銀行が運営する博物館で、日本や世界の貨幣の歴史を学べる施設です。
古代の和同開珎から近代紙幣までの実物展示や、貨幣の製造技術、経済との関わりを分かりやすく紹介しています。
体験型展示や分かりやすい解説もあり、子どもから大人まで楽しみながら金融やお金の仕組みを理解できるのが特徴です。
子供を連れて行ってみたところ、とても面白かったので、見学の見どころやお土産ショップなどをご紹介します。
・お金の歴史を学ぶ
・昔のお金を体験する。
貨幣博物館〜見学の様子をレビュー
貨幣博物館は、東京メトロ銀座線の三越前駅から徒歩2分ほどの位置にあります。

桜並木沿いに「貨幣博物館」の表示があり、横が入り口です。

入り口を入ると、受付で簡単なアンケートに答えて、手荷物検査を受けます。
飲み物は持ち込み禁止ですが、展示室の外に給水器があります。
不要なものは受付横のコインロッカー(無料)に預けていくと身軽な状態で見学できます。
2階の展示室に行く途中の階段には貨幣に関する絵がありました。

館内にはエレベーターがあり、多機能トイレにはオムツ交換台もありますので、赤ちゃんや幼児を連れての訪問も可能です。
いきなり1億円がお出迎え!
階段を上がりきったところに突然、1億円が登場!

レプリカですが、実際の1億円と同じ重さになっており、持ち上げる事ができます。
紙幣でもズッシリと重く、運ぶのも大変です。
1億円の近くに、ヤップ島で使われた石貨も展示されています。

直径50cm以上あるのですが、どうやって運んだのですかね…。
展示室は撮影禁止ですが、展示室外には記念撮影できるスポットがあります。

パンフレットには大人向け、子供向けがあり、子供向けは中にクイズがあります。


来館記念スタンプは種類も豊富で、パンフレットの裏に押すことができます。


展示室の入り口前には貨幣博物館の歴史を説明するパネル展示があります。

展示内容の見どころは?
展示は古代から近代まで年代別に並んでいます。
年代別に展示の見どころをご紹介します。
古代展示の見どころ
日本で初めての本格的な貨幣とされる和同開珎をはじめ、奈良・平安時代の「皇朝十二銭」などが実物で見られます。
和同開珎は、学校でも習うので、ぜひ見ておきたいところです。
中国の貨幣制度の影響を受けて日本で貨幣が作られた歴史や、当時は貨幣が十分に普及せず米や布なども交換に使われていたことが解説されています。
古代の経済や社会の仕組みを、実際の貨幣を通して理解できるのが大きな見どころです。
体験展示としては、古代銭貨のレプリカに触れたり、古代銭貨のスタンプを押すコーナーがあります。

中世展示の見どころ
日本で独自の貨幣があまり作られず、中国から輸入された銭(渡来銭)が広く使われていました。
特に永楽通宝などの中国銭が流通し、商業の発展とともに貨幣経済が広がっていった様子が紹介されています。
宋、元、明時代の中国銭の他に、朝鮮やベトナムの貨幣も展示されています。
また、銭をひもで束ねて使った「貫」など当時の使い方も分かり、中世の人々の生活や取引の仕組みを具体的に理解できるのが見どころです。
体験展示としては、銭差し一貫文を持ち上げて重さを体験したり、渡来銭のスタンプを押す事ができます。

近世展示の見どころ
江戸時代に整えられた三貨制度により、小判などの金貨、丁銀などの銀貨、寛永通宝などの銭貨が用途によって使い分けられていた様子が紹介されています。
実物の貨幣や重さの違いを見ることで、当時の経済の仕組みや商業の発展を具体的に理解できるのが見どころです。
学校の授業に関するところでは、石見銀山の銀で作られた銀貨や、豊臣秀吉が作らせた大判金貨、徳川家が発行した金貨を見る事ができます。
大判、小判、分銅金などの展示数が多く、見応えがあるので、ぜひご覧ください。
体験展示としては、千両箱を持ち上げたり、紙幣の透かしや隠し文字を見たり、スタンプで藩札を作る事ができます。


千両箱は小判1000枚が入って約20kgあるので、相当重いです。
近代展示の見どころ
明治時代に始まった貨幣制度(新貨条例)によって円・銭・厘の単位が定められ、近代的な硬貨や紙幣が発行されました。
1円〜50円までの金・銀・銅貨や紙幣、外国の紙幣を見る事ができます。
また、日本銀行が設立され、日本銀行券が発行されるようになったことも紹介されています。
初めての日本銀行券として発行された「大黒札」が展示されています。

実物の紙幣や貨幣を通して、日本の近代経済の発展を学べる点が見どころです。
日本銀行が発行した歴代の紙幣が壁に飾ってあり、懐かしい紙幣も多くありました。
体験展示では、偽造防止技術(透かし、マイクロ文字、発光インキなど)を体験する事ができます。
その他の展示
貨幣を作る材料や道具が展示されており、造幣技術を学ぶ事ができます。
また、期間限定で入れ替わるテーマ展のコーナーもあります。
訪問時は竣工130周年を迎える日本銀行本館の図面や明治期の日本銀行の錦絵や写真などが展示されていました。
お金デザインのお土産が手に入る!
展示室の外にはこんじまりしたお土産ショップもあります。

お札が書かれたせんべいやクッキー、金貨や金の延べ棒のチョコレートなどのお菓子が売られています。
使おうか迷ってしまいますが、お札が印刷されたハンカチやタオルもありました。
特徴のあるお土産としては、裁断された古い紙幣が入ったボールペンやシャーペンもあります。

わが家もこのシャーペンを購入しました。

中身をよくよく見てみても、何円札かはよくわかりませんが、面白いお土産です。

他には裁断された古札が入った打ち出の小槌キーホルダーもありました。
貨幣博物館の基本情報
| 住所 | 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-3-1 (日本銀行分館内) |
| 電話番号 | 03-3277-3037(直通) |
| 営業時間 | 9:30~16:30 (最終入館は16時まで) |
| 休業日 | 月曜日(ただし、祝休日は開館) 年末年始(12月29日~1月4日) ※その他臨時休館する事がある。 |
| アクセス | ■JR線 東京駅日本橋口から徒歩8分 神田駅南口から徒歩9分 ■地下鉄 半蔵門線 三越前駅から徒歩1分 銀座線 三越前駅から徒歩2分 東西線 日本橋駅から徒歩6分 |
旅育スポット探しのおすすめ本
子供の興味に合う旅育スポットを探すのは意外と大変で、施設のホームページを見たり、訪問ルートを調べたりと手間がかかりますよね。
わが家では旅育のスポットが紹介されている本を参考にしていますので、ご紹介します。
自分の家の近くにある旅育スポットを発見できたりするので、面白いです。
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子供が興味を持つテーマ「動物」、「昆虫」、「宇宙」、「乗り物」などに分けて施設が紹介されているところが面白く、子供にぴったりの施設を選ぶのに便利です。
この記事で紹介している貨幣博物館もこの本で見つけました。
関西版もあります。
まとめ
貨幣博物館の見どころやお土産をレビューしましたが、いかがでしたでしょうか?
じっくり見ると1時間くらいかかりますが、子供でも楽しめる体験展示が多く、土日もそれほど混んでいませんので、ぜひ訪問してみてください。

